2017-03-21 第193回国会 衆議院 総務委員会 第10号
そういう形ばかりの弥縫策で乗り切れるほど、現在のNHKの危機は浅くない。 私たちは現在の、また将来の民主主義社会に、政治的に中立であり、特定のスポンサーに依存しない公共放送が必要だと考えている。NHKがそういうものとして再生し、十全に機能することを期待もしている。多くの視聴者もそう考え、受信料を支払っているのである。
そういう形ばかりの弥縫策で乗り切れるほど、現在のNHKの危機は浅くない。 私たちは現在の、また将来の民主主義社会に、政治的に中立であり、特定のスポンサーに依存しない公共放送が必要だと考えている。NHKがそういうものとして再生し、十全に機能することを期待もしている。多くの視聴者もそう考え、受信料を支払っているのである。
責任をあいまいにした弥縫策は、問題を複雑にして長引かせるだけである。人心と体制を一新して出直さなければ、国民の信頼は戻ってこない。 中略ですけれども、 九六年からは牛には肉骨粉を与えないように農水省は「行政指導」したが空振りで、一万頭近くの牛が肉骨粉を食べ続けていた。
衆議院の審議の過程で、対象犯罪を減らし、手続的規制を若干強めるなどの修正が行われたが、これらは弥縫策的な部分的修正にすぎず、盗聴法案の違憲性と危険性をいささかも解消するものではない。」、これが二番目。
したがって、仮に 昭和二年春には大々的な弥縫策を講じて、その 爆発は防止しえたとしても、後日さらに大規模 のパニックに襲われることは必然であった。とあるのですね。 いいですか、「昭和二年の金融恐慌の真の原因は、」というふうに書いているのです。
○国務大臣(野田武夫君) いま御提議になりました都市交通、特に大都市の交通問題ですが、私は内容を聞き、調べますれば調べますほど非常に困難な、実にこれはただ一時のこう薬ばりでやれる、弥縫策で事が解決するとは考えておりません。
とりあえずの弥縫策が一応の改善をもたらすかにみえても、その弥縫策それ自体が次の対策を必要とし、それが更に次の対策をもとめるという形で、こうしたことが重ねられていくうちに、最終の帰結は最初の事態よりも悪くなるということがありうるのである。」ということばは、そのまま自治省をはじめ、政府に向けられるべきだと実は思うのであります。
もちろん生鮮食料品の価格安定については、一日もゆるがせにできない重大な政治課題であり、経済問題であることは、そのとおり認識をいたすのでありますが、いたずらに流通段階の末端にだけ弥縫策を講ずることがなく、生産と流通、消費にわたり一貫した総合的な、かつ大局的な施策を講ずることなくして、国民消費大衆を満足させ得る解決策は断じてないと言わざるを得ないのであります。
ただ、それに対する弥縫策として、騒音防止とか施設に対する補助という程度でありますが、事ごとに問題が起こってきていると思う。こういう点について、やはり運輸省自体としても、これは自衛隊のほうとの関係も出てくると思いますが、そういう点については、こういう飛行場を作る場合においても、十分諸条件を勘案してもらわないと、特に発着がおくれて、飛行場の上で待たされている。
今日、自動車の路線別運行規制などが行なわれておりますが、これらは当面を糊塗する弥縫策にすぎず、基本的な都市交通の解決策にはなり得ないものであります。 都市交通の急速な解決をはかるためには、当面、道路網の建設を行なうと同時に、都市の大量輸送機関である地不鉄の建設を促進し、地下鉄網の延長をはかることが最も効果的な対策であると考えるわけであります。
需給のアンバランスから生じてくるならば、その需給のアンバランスを生じないようにするということが根本対策にならなければならないのであって、宅地の鑑定をやってみるとか、あるいは債券を発行してどうのこうのということは、結局に弥縫策みたいなものであって、根本対策にはならないのじゃないのですか。
片一方じゃ、共同溝というものを当面の弥縫策としてやるんだという考え方、ニュー・タウンを作るためにも、そんなこと考えておらぬということじゃいかぬと思うんですがね。
この生活保護の問題で解決できないというふうな人たちに対しまして、こういうふうな、言うなれば弥縫策をやっておるわけでありますけれども、後に出てくる戦争未亡人に対する交付公債の問題もそうですけれども、とにかくそういう応急措置はもちろんですけれども、所得保障の問題について厚生省がしっかりした対策を立てられる、こういうことが私は絶対に必要だと思うのです。
それは本人や子供に対する一定の基準を設けてやっておるわけでありますけれども、しかし大体こういう生活資金を貸し付るというふうなことは、将来よほどの保証がない限りは、原則として貸し付けるべきではないし、これらは所得保障として給付すべきものでありますけれども、そういう所得保障の問題を貸付でやるというふうな弥縫策というか、そういうものはいつまでも続けるべきじゃないと思うのです。
でありますから、先ほども申し上げましたように、日本の酒類製造に対して抜本的にどういう方向を立て、どういうスケジュールによってこれを合理化していくのだということを考えまして、今のように、現実だけをもととして、それに対して弥縫策を施していけばいいのだというような考えではなく、相当はっきりした目標、具体的な態勢をとっていかなければならないだろうというふうに考えておるわけであります。
(拍手) 以上、私は、本改正案が真に国民が望んでいる国民年金法改正への声にこたえたものではなく、一時のがれの糊塗策、弥縫策にすぎないことを指摘し、池田総理並びに西村厚生大臣がもし真剣に社会保障充実に取り組もうとするのであるならば、その根本的欠陥を除去するに足る改正案をこそ提案すべきであるということを付書いたしまして、質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣池田勇人君登壇〕
そこで弥縫策のようなものでございますが、通勤の山をくずすということで時差通勤を各方面にお願いしておるわけでございます。これは幸いにして相当効果は上がっておると考えておるのでございますが、そういうように理論的には線路をどんどんふやし、車両をふやせばいいわけでありますが、現実の問題としては非常な困難があるという状況でございます。
○小林武治君 資金的に配慮がされておるのは当然だが、それはもう全く一時の弥縫策にすぎない。したがって、やはり一般会計として考えるが、企業会計の中で考えるか、何か考えて、ことにベース・アップのごときは、公営企業には何も関係ない。国が一方的にやって、それが自動的に影響を与え、そして企業そのものの会計を危うくするというような事態になっているのですね。
地下水を抜いてみたりいろいろ弥縫策を講じておるというような傾向が強いのですが、非常に大きな土砂が地すべりを始めてその下におるところの人家はもうそこの中では生活をすることができないというような状況にあるものに対して、日本の今の技術では根本的に食いとめ得ないのじゃないかという心配を私はしておるわけでありますけれども、関係者がおりましたら一つ御答弁願いたい。なければまたあとから来ていただきます。
これはいかにも拙劣な弥縫策であり過ぎると思うのです。 それからもう一つ、これは長官にお聞きしておくわけですが、今小田急の沿線の向ヶ丘で防衛博覧会をやっておるわけですが、この経過を聞くと、小田急では自分の沿線でぜひ何かやりたいというので、向ヶ丘遊園に防衛博覧会を企画したが、防衛庁では応じなかった。
これらの問題に対する解決は全く弥縫策にすぎない。それから先ほど多賀谷委員から一部改正の鉱害の問題について議論をされていましたが、この鉱害の問題とてしかりであります。鉱害の問題も遅々として進みません。
その策の中には、私の見解に立てば弥縫策にすぎないのですね、その弥縫策はなかなか大きいものは成功しておりますから、その意味で実害というものはそうひどくは現われない。しかし、これは表面にはそうひどくなくとも、実際には病根は深いところにいっているんだろうと私は思います。その弥縫策の大きなものは全体で六億三千万ドルになりますか、あの新しい借款ができたことです。
そういうことをやることが弥縫策でなしに、せっかく国として特別の医療措置をとるという方針をきめたのですから、制度の問題としては、交付税の問題以外にそういう特別法として、国費として処理しながら地方負担も考えていって、地方負担については地方財政の中において処理する、こういうことが制度上からも筋が通っているんじゃないか、こういうふうに私は思うわけでありますが、そういう点について、近い将来の問題としても、現状